お墓の最適な場所について

昔から、お墓参りは自宅からそれほど遠くない場所にあるのが理想とされています。それも、何度も交通機関を乗り継いでいくのではなく定期的に通える範囲であれば尚良いということです。

しかし、何かと忙しく時間が過ぎていく現代社会では、お盆などの決まった期間にしかお墓参りができない家庭も増えています。自分自身のためにお墓を建てようと計画している方も、もしくは先祖代々のお墓を移転したいと思っている方も、お墓が建つのにもっとも適切な場所をしっかり選んでおくことが大切です。

通常、故人を埋葬するお墓は都道府県知事の許可を得た墓地にしか建てることはできないと決められています。墓埋法という現行の法律によって、骨の埋葬は墓地以外の場所に行ってはならないと定められているので、たとえ良いと思う場所が見つかったとしてもそこが霊園や墓所でない限り、お骨を埋めることは出来ません。

お墓を建てる場所は霊園やお寺の墓地と決められていますが、そこからさらに絞り込んで自宅近くや、山・丘の上・海の見える場所など立地条件の良さそうな場所が選ばれることも最近では多いようです。しかし、やはり立地以外にもアクセスのしやすい所の方が墓所には適しているといえます。10年先、20年先と自分が死んでからもなお、子孫がちゃんとお参りに来てくれる方が故人としては嬉しいものです。そのため、墓地を選ぶ際にはあまり遠すぎない所の方が良いかと思います。

墓地には大きく分けて公営墓地、寺院墓地、民営霊園と三種類に分けることができます。教会にも墓地はありますが、これはあくまで教会に通っていた方の墓所であり、日本全体でみるとあまり一般的ではありません。大きく分けて三種類の墓地にはそれぞれ管理体制の違いや立地、価格の相場などが異なっており、どんな基準で選ぶかにもよりますが、自分自身が入るお墓ですから、お墓を建てるための費用や管理料、永代供養代など細かい部分までよく調べておくと良いでしょう。