お墓の維持費はどれくらいかかる?

お墓の維持費というと、墓石を風化させずきれいなまま保っておくメンテナンス費用のことかなと思いがちですが、実際は墓石の管理については倒れたり、状態がよほど悪くならなければ何度もきれいにする必要はありません。実際にはお寺や霊園と、ご自身のお墓を管理する「管理料」の方が定期的にかかってくるものとなります。

もしも永代供養を申し込んでいる場合は、一式料金を一度支払っておけば、その後の管理費やお布施、寄付金などの費用はかかりませんが、普通のお墓であればそれらの費用は定期的に支払う必要があります。

まず、「管理料」とは墓地にあるさまざまな施設、トイレや参道なども含めて一律で管理を行うための費用です。自分のお墓まわりをきれいにして貰うだけが管理料ではなく、みんなで管理料を出し合って墓地が成り立っているという仕組みになっています。

墓石の費用や工事費、永代使用料などはお墓の購入時に支払うだけで済むのですが、この管理料だけは1年に1回、もしくは3年ごとなど決まった間隔でお墓の所有者が支払いを行うことになっています。もしも面倒だから、お金がないからといって滞納を繰り返していると、墓地の使用権自体が消滅する可能性もあります。

管理料は公営の霊園では一律の金額に保たれており価格も1万円を切る良心的な場合が多いのですが、民営の霊園となるとそれぞれの霊園ごとに金額に差がつけられていて、1万円を超える場合もあります。寺院が所有している墓地についてはそれぞれ料金が異なりますが、やはり公営霊園に比べて高く設定されていることが多いようです。

また、室内霊園については、お骨の状態をある程度保存させるために夏場や冬場の冷暖房が欠かせません。ですので、維持費についてはかなりのお金がかかると言われています。室内霊園に入っている方、もしくは今後室内霊園を希望したいという方は管理料の問題も含めて、よく検討しておかれることをおすすめします。