お墓のリフォームについて

「リフォーム」というとお墓を一新するようなイメージがありますが、お墓を新しくすることだけでなく、クリーニングをしたり、欠けている部分の修繕などについてもリフォームのうちに入ります。墓石の目地の補修から砂利の敷き直し、古くなった香炉を新しくしたい時や花立の交換などちょっとした工事から、大規模に建て替えを行うときもリフォームと呼んでいます。

お墓というのは墓石が地震によって傾いたり、時間の経過によって劣化するなど住宅と同じように様々な影響がでてきます。欠陥が生じた場合リフォーム業者に依頼をし、業者が実際にお墓の状態を下見するところから始まります。

業者による下見ののち、具体的な工事の流れや契約内容、料金について提案がされます。納得できたとき初めて契約成立となり、施工が始まります。施工に際してお骨を抜く必要がある場合は、契約者の方でお墓の開眼戻し(抜魂式)を行います。僧侶に依頼し、お骨を抜いてからお墓の修繕を行い、その後お墓の開眼式(入魂式)を行います。

リフォームは、墓石の洗浄作業からひび割れ部分の修復、お墓の墨入れ、墓石の背を高くして戒名を入れる場所を新たにつくるなどの作業が入ることもあります。石材店とどんな作業が必要かあらかじめしっかり相談しておくと良いでしょう。

お墓完成後は、契約者が改装箇所の確認を行います。施工後のお骨の入魂式は契約者側で行います。

石材店には頼まず、自分自身でリフォームを済ませることもできます。墨入れや墓石の建て直しなどはさすがに自分一人ではできませんが、たとえば、花立や香炉だけバラで売られているものを購入し自分の手で交換するなどの方法です。お骨を抜く必要もなく、簡単に新しいものと入れ替えするだけなので非常に手軽な方法です。お墓がきれいになれば、故人もきっと喜んでくれることでしょう。

すでにリフォームを検討している方は早い段階から石材店とよく打ち合わせをしておくと良いと思います。